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認知症

話したことを忘れる
人の名前が出てこない
日付を忘れる

認知症について

認知症のうち、およそ半数はアルツハイマー型認知症です。次に多いのがレビー小体型認知症、そして血管性認知症と続きます。これらは「三大認知症」といわれ、全体の約85%を占めています。

認知症の症状

直前の行動を忘れてしまう、人や物の名前が思い出せなくなるといった「記憶障害」や、日付や状況、場所などがわからなくなる「見当識障害」、料理の手順がわからない、服が選べなくなるといった「判断能力の低下」があります。
その他に徘徊や易怒性、暴言・暴力、意欲低下、失禁、不潔行為、不眠、妄想など多岐にわたる症状が出現します。

治療について

現在、失われた記憶や機能などを回復させる薬はありません。薬物療法に関しては症状の進行を遅らせたり、不安や易怒性、不眠、妄想などの症状を抑えたりするための治療が中心となります。回復しなければ治療をする必要がないと思われる方もいらっしゃいますが、だからこそ早期発見や早期介入による予防が重要となってきます。進行を遅らせることでご家族と一緒に過ごす時間を長くすることができ、また、ご家族や介護者の負担を軽くすることにもつながります。
当院では薬物療法のほかに、日々の過ごし方や意識していただきたいこと、家族の対応など非薬物的な介入やアドバイスも行わせていただいています。

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